アイビー

アイビー・ネオ・ユイ（Ivy・Neo・Yuy）

ヒイロ、リリーナ夫妻の長女。
名前の由来は、植物のアイビーの花言葉『その愛のもとに、永遠に』から来ています。

父親譲りのダークブラウンの髪と深い群青の瞳、母親譲りのはっきりした目つきをしています。
年齢の割りに、小柄な身体がコンプレックスだったりします。（アイビーに対して、ちっこい、ちびなど小さいことを連想させる言葉は禁句）
性格は、ヒイロに育てられた割にはリリーナに近いです。
全てにおいて男性的、己の外見には無頓着、身に付けるものは機能性と利便性のみを重視しているあたり、父親の影響はかなり甚大と考えるべきでしょう。

『お嬢様』という言葉が、これだけ似合わないお嬢様もそう居るもんじゃありません。


朝起きてから夜眠るまで、全ての行動に全力投球、常にやる気満々。
三つ子の魂百まで、幼少期を主に育休をとったヒイロにより育てられたため、気が付けば女の子らしいことからかけ離れて育ってしまった女ガキ大将。
好奇心の塊で、興味を持ったことは必ず手を出してしまうため、騒動を巻き起こすこともしばしば。
そして、そのいたずらも次から次へと新しいネタが沸き起こる、騒動も沸き起こる。
親を見て子は育つ、ヒイロを見て育っただけありやることはある意味凶悪です。
結果、いたずら好き、人をからかうのも好き、少し社会を斜めに見ているような言葉をぽんぽん吐きながら、結局は直球勝負な女の子。
さばさばした性格で、うじうじと悩むことを苦手とする、気風のよい姉御肌。
人並みに反抗期に突入すれば、地球からＬ２コロニーまで脱走劇を繰り広げたり、なかなか周囲を退屈させてくれません。

そんな彼女ですが、自分の立ち位置を熟知しています。
自分が行動することで、世界がどう動くのかを幼い頃から肌で感じていました。
だから、人知れず悩むときもあるのです。
でも、それを表に出さないように気をつけていますが、敏感な皆にはいつでも筒抜け。
「感情のままに行動する」をそのまま実行している今日この頃。
喜怒哀楽、『哀』以外の感情表現は非常にストレートです。
しかし、そんなところが誰からも愛される理由なのかもしれません。

声のイメージは、久川綾さん
※イラストは『雪合戦！』（15～16th）ぐらい