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Null(ヌル)=そこに値がなにもないこと。何ら意味を持つ文字ではないことを示す特殊な文字。ここは"0"ですらない半端なものばかり。
Posted by - 2025.08.22,Fri
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Posted by ino(いの) - 2008.08.04,Mon
 


その日、エスタ大統領ラグナ・レウァールは、あってもさほど意味を成していない執務机の前で、ほとほと困り果てていた。


それは数日前、目の前で土下座する事業者たちのおかげというべきか……。
普段は人を困らせる側のラグナも、さすがに困る側に回らざるを得なかった、というところか、とにかく困り顔の大統領の顔などなかなか見れるものではない。
そんな世にも珍しい光景がここ数日繰り返されていた。


長い鎖国的状態からやっと抜け出すことのできたエスタは、周りの国からの文化とも言うべきものが大量に入ってきている。
食、住、そして衣も独自の文化で栄えてきたエスタ国家の者にとっては、立派なカルチャー・ショックなのだ。
アデルが生きていた時代には出来なかった電波放送も可能になり、テレビやラジオもいまや普遍的なものになっている。
それが、エスタ住民のカルチャー・ショックをさらに深いものにしていた。
どこの国にも『新しいもの好き』というものは存在する。
そのものたちが最初に感化されたのは、ファッション…つまり、服装や装飾品だった。
確かに、エスタのどこか民族衣装を思わせるあの服は、好みがはっきりと極端に分かれるだろう。
そういうラグナも、あの服装は好きじゃないので、そこらあたりは理解できる。
だが、ここ最近入れ替わり立ち代り現れる同じ職種の人間たちにしてみれば、困惑を隠せないものだろう。
さらに、ラグナの息子であるスコールたちSeeDによってエスタに、世界に平和が訪れた。
魔女の恐怖支配からの開放という安心感。
開放された喜び、さぁ、これから幸せになろう、とかどうかは定かではないが、エスタには今『結婚・ラッシュ』が一大旋風を巻き起こしていた。
ちなみに、この後、『ベビー・ラッシュ』『団塊の世代の○○』が待ち受けているのは、まったくの余談である。



それはさておき。
話は戻って、困り顔のエスタの大統領様。
「何でまた、こんなことを俺たちが面倒みなくちゃいけねえんだ?」
ラグナは何度このセリフを繰り返しただろうか?
土下座をした事業者とは、すなわち『冠婚葬祭を、生業としている職種』の人間。
つまり、冠婚葬祭式場・マネージメント経営者たちのことだった。
今まで、鎖国を続けていたエスタは、独自の文化で結婚式をとりおこなってきた。
しかし、他国からの情報が入ってくるようになった今日、結婚式も他にもれず他国の形式を望む者たちが若いものを中心に増えてきたのだ。
その気持ちは分からないではないが、問題はそれじゃない。
他国形式の結婚式をとりおこなうことは難しいことではないのだ。
エスタ中の結婚式場経営者たちが、口をそろえてラグナに要求したこと。
すなわち『タキシードやドレスの着こなしの商業用見本になるものが欲しいので、装いにふさわしい人物を紹介して欲しい』ということだった。
他国形式の結婚を望むカップルにこんなものがありますがとプランを見せるのが最初の仕事だが、そのときにプランを表現した写真などがないということなのだ。
それで、他国とのつながりがほとんどないこの国の中で、唯一外側の国を知っているラグナ大統領にそのコネを作って欲しいと頼み込みにきた次第なのだ。
確かにもともと、ガルバディア人のラグナにコネがないわけではない。
だが、長年ガルバディアを離れていたのだ。
さすがにそのコネもほとんど意味をなさないだろうとは口にしなかったが。
『実例なんてどこの結婚式場だって最初はないぞ』というのがラグナを初めキロスやウォードの意見だった。
しかし、経営者たちもそれで納得すれば、企業なんて最初からやってはいない。
とことん食い下がった。
しまいには、同業でスクラム組んで落としにかかった。
そのしつこさに、ついにラグナは折れたのだ。

「自分たちでカタログ作りゃあいいじゃねえか」

そう言うラグナに企業家たちは口をそろえた。
『ふさわしいモデルがエスタには居ない』
「ふさわしいモデル……ねぇ」
ラグナは思い出すように、にんまりと笑った。
「それならいいのが居るわ~。俺の身内に超強力なモデルみたいなのが!」
少々金はかかるが、アレは確かにいろんな意味で”身内”だ、と内心ほくそ笑みながら。
嘘はついていない。
そして、企業家たちに向くとこう言った。
「どうせやるなら、モデルは超一流を使わせてもらっていいよなっ!」
そう、不敵に宣言までして、にやりと笑った。
キロスとウォードはその不敵な『にやり』の意味をしっかりと理解してしまったが、企業経営者たちはそんなこと気がつかない。
ラグナのやる気をみた時点で、成功したものだと思い込んでしまったのだ。
「一流の容姿をした奴らを紹介してやるうえに、その写真撮影まで全部俺がプロデュースしてやるからな。その代わりにその経費は糸目をつけずに出せよ」
一流の容姿をした奴を紹介する上に写真撮影までしてもらえるのであれば、ありがたい。
そう思った企業家たちは、考えが甘かった。
企業の者たちが退出した後、ラグナはほくそえんでこう言った。
「そうなりゃ、『全部急げ』だ。キロス、バラムのシドさんとこに行く準備をしてくれ」
「『善は急げ』だろう、ラグナ君。それにしても君にしては珍しく悪知恵が働いたな」
その横でウォードも頷いた。
「どうせやるなら、楽しく行こうぜ~。これでしばらくはうちの財布も暖かいだろうし、むこうさんも儲かる。いいじゃねえか」
たまに悪知恵が働く。
つまり、モデルはSeeDを使い、企業家たちからその雇用費用を出させ、手数料としてその金額に1割、いや2割3割と、料金をぼったくってやろうということなのだ。
ある種犯罪すれすれの手段。
だが、ラグナに一任するという企画なので、文句を言わせる隙を与えるつもりもないし、これならガーデンも儲かるので、ガーデン側にも問題はなかろう。
という訳で、エスタ大統領とその補佐官たちや他の官僚を乗せたラグナロクがバラムガーデンに向かって飛び立ったのだ。



その日、2週間という長期任務を終えてガーデンに戻ってきた『伝説のSeeD』のスコールたちは、疲れ果てていた。
この2週間、嵐のような忙しさだったので、満足に睡眠も食事も取っていなかったのだ。
疲れきったスコールをはじめ、ゼル、アーヴァイン、セルフィ、リノア(アーヴァインは今年晴れてSeeDに就任、リノアは半ば押しかけ女房のノリでバラムガーデンに居ついてしまった)の5人は各々の自室に戻り、そのまま気の住むまで眠りたかった。
任務完了の報告を済ませ、食事も簡単に、恋人との語らいも任務中毎日顔をあわせていたのでそこそこに切り上げ、自室のベッドに倒れこんだ…、その時だった。

『大変申し訳ありませんが、スコール君、リノアさん、ゼル君、アーヴァイン君、セルフィさん、そしてトゥリープ教官、大至急学園長室に来ていただけますか?』

ガーデン内に、シド学園長の声が放送によって響き渡った。
何かの緊急事態か?とスコールたちはしつこい眠気と疲れをふり払い学園長室に走った。
「学園長、何かあったんですか?!」
1階のエレベーターのところで呼び出しされた者全員がそろっていた。
走りこむように学園長室に入った6人の目の前には…。

「よっ!愛しの息子!麗しの父ちゃんがはるばる空を飛んで会いにきてやったぞ~」



ズザザザザザザザザ……ッ!



全員、その場でそのままスライディング。
野球選手の盗塁技も真っ青な滑りっぷりだ。
「あ~!ラグナ様だ~!」
一番最後に学園長室に入ってきたセルフィがのんきなことを言っている。
「お~、なかなかいいリアクションだねぇ~。さすが俺の息子v」
「な、何しに来たんだ、あんたは!」
ノーテンキに語尾にハートマークさえつけているかのようなラグナに、先ほどウルトラCのスライディングを見せたスコールが怒鳴った。
「何しに…って、可愛い息子の様子を見に・・・」
「オッホン」
キロスの咳払いに、ラグナははっと思い出す。
「そうそう、仕事持ってきてやったんだぜ~。感謝してくれよなぁ」
「あんたに感謝しなくちゃいけない義理はない!」
「ひでえなあ」
「あんたの場合、そういわれてもしょうがない!」
「…………そう怒んなくてもいいじゃんか…」
ラグナはいじけてその場で床に『の』の字を書き始めた。
その場を何とかつなごうと、シドが口をひらく。
「まあまあ、スコール君、君たちにお仕事です。エスタ大統領からじきじきに君たちにと指定されましてね」
学園長の言葉に、スコールはしぶしぶ頷いた。
「今回はうちの管轄の仕事ではないと思うのですが、ラグナさんがぜひ君たちにともってきてくれたお仕事なのですよ」
ニコニコとシドは話を続ける。
「……仕事の内容は何ですか?」
何か嫌な予感がすると、スコールは思った。
「なにやら写真のモデルらしいですよ」
「モデルゥ?!」
シド学園長のあっけあらかんとした言葉に、SeeD6人の声がその場にこだまする。
「どういうことですか、学園長?」
食い下がるスコールにシドは相変わらずの笑顔で答えた。
「詳しくは、ラグナさんたちに聞いてください」
「…どういうことだ…」
嫌な予感120%、と思いながらスコールはまだすねている自分の父親に聞いた。

「エスタでよ~、今結婚式が流行ってんだよな~」

嫌な予感、140%に上昇。

「そんでもって、エスタ以外の国から色々と影響受けちゃってさ~」

嫌な予感、さらに160%に上昇。

「エスタの服以外の格好で結婚式したいって奴らが増えててよ~」

嫌な予感、180%に上昇中。

「結婚式の業者が困ってるんだよな~」
「…何を?」

ガンブレードの1撃2撃くらい、この父親に食らわせてやりたいのをスコールは我慢して、続きを促した。

「カタログを作りたいらしいんだけど、いいモデルが居ないって」

嫌な予感200%突破!

「……つまり、俺たちにそのモデルをやれと…」
「ピンポーン!さすがは俺の息子、話が分かるなぁ!」
「帰れ」
スコールはそっけなくその場で即答した。
しかし
「え~、面白そうじゃない。モデルなんてさ」
まずアーヴァインが口をはさんだ。
「そうよ、楽しそうじゃない」
「そうやで~、モデルなんてそうそうやれるもんやないし」
続いてキスティスとセルフィも
「あのさぁ……」
その横でゼルはあまり乗り気ではなさそうだと、スコールは思ったがそれも無駄なことだった。
「これって、早い話が結婚式とかのカタログのモデルだろ。スコールやアーヴァインみたいに相手がちゃんと居るならまだしも、俺独り身だぜ」
そして、ためらいがちに言葉を続けた。
「それって俺の場合、先生と組むことになるんだよなぁ、俺やだぜ、トリープFC敵にまわすの」
そう言う問題かい?
スコールは頭が痛くなった。
「それなら、ゼルは図書室のみつ編みちゃん連れてくればいいじゃないか~」
余計に頭が痛くなる。
「そうねえ、あたしも誰か連れてこようかしら」
「キスティだったら、FCのカッコいい子連れてきたらOKだよねえ~」
「絶対お役争奪戦おこるで~」
そう言う問題じゃないだろ。
「リノアは?」
キスティスが今まで黙っていたリノアを見た。
そのリノアは、すでに黒い瞳をキラキラ輝かせていた。
「あたしやりたい!スコールのお嫁さん役なら、ううん、本当のお嫁さんにもなる!」
すでに妄想モード突入か?!
「よっしゃ、リノアちゃん。おじさんがリノアちゃんを世界一のお嫁さんにしてあげちゃうぞ~!」
「キャーッ!嬉しいです、ラグナさん!」
「あ、ええなあ!うちも世界一の花嫁なりたいわ~」
「まっかせといて!おじさん張り切っちゃうよ~!」
(俺の意見は聞いてくれないのか…)
と額を抑えるスコールに、シドのとどめの一言が炸裂した。
「スコール君、SeeDは?」
「……何故と問うなかれ……です」
これで、決定も同然だ。
覚悟を決めたスコールは、しょうがないとため息をついた。
「それじゃ、エスタに行くんですか?」
相手が一応大統領と言うこともあって少し改まったゼルが聞く。
「うんにゃ、ここで撮らせてもらう」
「そうか、なら大丈夫…って、ええっ!」
ラグナの言葉を理解したゼルが、驚く。

そして、

「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」


そして、少し間を置いてからやっと言葉の意味を理解した他のメンバーの叫びが学園長室どころかガーデン中に響き渡り、『何事か?』とガーデン中の人間が一時その動きを止めたのであった。




そうして、仏頂面のスコールと満面の笑みを浮かべるリノア、はしゃぐアーヴァインにセルフィ、かちこちに固まっているゼルと巻き込まれたみつ編みちゃん、仕方がないからと運がいいのか悪いのかニーダを巻き込んだキスティスがラグナロクからおろされる撮影機材や衣装の数々と対面することになる。
「ここで撮る必要があるのか?」
もはや着せ替え人形の如しスコールの目の前で、ルンルンと鼻歌をうたってスキップ踏んでいるラグナに思いっきりガンを飛ばす。
「どうせなら慣れてる場所での方が、スラックスできるだろう」
「スラックスはズボンだ。それを言うならリラックスだろう…」
キロスがすかさず突っ込む。
「いいじゃねえかよ。それにうちの官邸近辺使うよりもっとこっちのほうが絵になるしよ」
確かに、エスタの大統領官邸にはウエディングドレスなどは不釣合いのような気もする。
「経費削減!さけた分はスポンサーに水増し請求!これでうちもガーデンも儲かるんだから、一石二鳥!いや、おまえらの晴れ姿見れるから3鳥、4鳥いっちゃうかな?」
「ある意味悪どい。あんたにしては珍しく頭が回ったな」
「まあ、誉めてくれ!」
「誉めてないぞ」
よく周りを見れば、いつのまやら情報が漏れたのか、デジタルカメラやビデオカメラをもったギャラリーが大集結しつつある。
そのほとんどが争奪戦すらさせてもらえなかったキスティスFCのメンバーでもあり、最近あらわれたスコールFC(本人は感知していない)のメンバーでもあった。
更に、野次馬はどこの場所にでもいるらしい。
一箇所での撮影を終えるたびに、あたりから盛大なため息とカメラのシャッター音にフラッシュが飛び交う。
移動ともなれば、ぞろぞろとあとをついてくる。
ある意味、ものすごい集団の大移動だ。
このガーデンにどこにこんなにも人がいたのだろう。
モデルになったスコールたちはそう思ったほどだ。
もちろん、うわさを聞きつけてガルバディアやトラビアのガーデンから出向していたガーデン生徒も混じっている。
それぞれのガーデンへ、たくさんのひれをくっつけてこの話を持ち帰ることだろう。

「お色直し行くぞー!」

本日何度目かのラグナの声が、遠慮なくその場に響いた。





何度、着替えて、何度、化粧し直して…。
すでに、着た衣装は十数着。
お色直しも、ここまでくるともううんざりする。
それでも、スコール以外の者たちは元気にはしゃいでいた。
逆に、スコールは顔には出さなかったが、恥ずかしさでその場にいるのも精一杯だった。
(俺はこんなことをするためにSeeDになったんじゃない…)
そんなことを考えながら。
ついでに言えば、誰もSeeDがこんな仕事をするとは思っても見なかっただろう。
「ほら笑えよ。スコール、せっかくの美貌が台無しだって!」
最後の撮影は、豪華なドレスに身を包んだリノアと噴水と夜空を背景に撮るんだと言い張ったラグナの主張で、中庭になっていた。
「思ったよりも順調に進んだな」
キロスの言葉にウォードが相槌をうち、他のエスタの官僚達はほっとしたようにため息をつく。
「まったく彼らもいい迷惑だろうに、優しいのだな」
気まぐれの父親のわがままに、なんだかんだといって付き合ってくれる息子とその仲間達。
できるなら、もっと普通の親子のように過ごさせてやりたいが、これも仕方の無いことなのだろう。
「よっし、スコールとリノアちゃんでラストだぞー!」
カメラのフレームの中には、相変わらずの仏頂面の息子とほんのりと幸せそうに頬を赤くしているその想い人。
その姿は、父親にしてみれば少しさびしいようで、嬉しくて。
「ほら、笑えよ。スコール!最後の一枚ぐらいはさぁ」
他のメンバー達が野次をいれる。
始終スコールは仏頂面だった。
「任務だぞー、スコール!命令だー、最後の一枚は必ず笑え!最高級の笑いを見せろ!」
それでも笑わないスコールに、ラグナは命令した。
スコールは、大きくため息をつくと呟いた。
「……了解した」


最後の一枚を撮ったたときのスコールの笑みは、誰が見てもうっとりとしてしまうようなものだった。




「我が息子ながら、さすがな写りっぷりだなぁ!あいつらに頼んで正解、正解」
ラグナのその手には、撮影した写真と、完成したカタログの数冊が握られていた。
企業家達はこぞって、あの写真をカタログの頭に持ってきた。
更にちゃっかりした者は、その写真を使って写真集を大統領公認で出版してしまったりした。
しかし、結局、一番おいしい思いをしたのは、ラグナたちエスタの財務管理者とシド学園長だろう。
著作権に、出版に関する印税の一部が政府に渡るので、面白いように財政が潤う、潤う。
「もう一回やってくれないかなー」
ラグナののんきな一言に、
「もう二度と無理だろうな」
とその場にいた人間はそう思い、ため息をついた。
バラムガーデンはもちろん、その他のガーデンでもエスタの企業家が出版したウエディング写真集がベストセラーになったのは、まったくの余談ではないだろう。
リクエストが相次ぎ、図書館の貸出図書にまでなってしまったその写真集は、後々まで『伝説のSeeD』の名を知らしめた……か、どうかは100年後あたりに分かるだろう。




多分………………?

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本当はもう少し短くなる予定だったし、ラブラブ入れるつもりだったのになあ、どこで方向まちがっちゃったんだろ。(最初からじゃ!)
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